社員の声

Sさん(入社2年目 設計担当、マシニング加工) 金型製品の主要部の設計、金属加工を行っています。
 
お客様から図面を頂き、ご希望通りの構造で成型できるように設計しています。
金型の設定や加工の仕方などを先輩方に聞き、知識を付けながら作業をしています。
当職では、2D 3D CADやCAMを用いて加工プログラムを作成し、MCで金属を加工して製作にも携わるので、実際に物ができた時に達成感を直に感じることができます。
 
前職で金型設計の経験はありましたが、自分で設計した形状を一から形にしていく工程はこの会社に来て初めて経験することになったので、形状を成立させるためにはどのような加工が最適なのか、またその加工によって成型品の仕上りがどう変わるのかということを日々実践しながらスキルアップに努めています。
 
自分で設計し加工した物の出来上がりを確認できるので、責任感とやりがいのある仕事だと思います。
Oさん(入社11年目 製造管理責任者) 金型部品から、製品主要部の精度を必要とする部分まで汎用機械や放電加工機を用いて様々な加工を行っています。

また、最終的に金型を組上げ・調整する工程も担っています。
成型される製品の精度や金型の寿命を決定付ける重要な仕事ですが、そこには自社で培った経験や感覚、先人達から積み上げてきたノウハウが詰まっており、日々の業務の中で研鑽を積みながら他に負けない品質の実現に努めています。

現在は工程管理者としても、設計から各工程の加工内容まで総合的に判断し調整を行っています。
お客様の希望納期に応える上で非常に責任のある仕事ですが、仲間と協力して仕事を進めていく中で、より良い金型を造ることができた時の喜びをやりがいに仕事に励んでいます。
Nさん(入社19年目 金型メンテナンス責任者) 主に金型のメンテナンスを担当しております。
自社で製作された金型は長いもので30年以上に渡りお客様のもとで、成形に利用されているものも多くあります。
長期的に金型の品質を維持し続けるためには、製品部に摩耗や傷などの変化が無いかを常に観察し、成形ショット数に応じて定期的なメンテナンスをすることが必要です。

日々、メンテナンスに来る金型は、構造及び大きさ、部品点数が全く異なります。それぞれの品質を維持する為にはそれらを全て熟知しなければならないのに加えて繊細な組み上げ・調整作業が必要です。
数量が多いので大変な仕事ですが、お客様が高精度の金型を長期に渡り使用できるようにする為の根幹を担っているというやりがいと責任を感じながら、日々、仕事に取り組んでおります。

  • 3DCADを用いた金型構造検討
  • 金型の組上げ・調整工程
  • 金型メンテナンスの様子